付け下げとは

付け下げとは、未婚既婚問わずに着用できる「訪問着を簡略化した着物」です。

見た目は、訪問着と非常に似ておりますが、付け下げには裁ち目を跨いだ柄行はほぼないのが特徴で、裁ち目を跨いでも目立たない小さめの柄が主流です。

（訪問着は、襟から胸元まで裁ち目を跨いで絵柄がつながっております）

訪問着は正装と位置づけられているのに対し、付け下げは少しカジュアルな場まで幅広く活用できる準正装に位置づけられ、お値段も付け下げの方が比較的安いです。

 

付け下げの買取相場

付け下げの買取相場は、買った当時の額の1/5から1/10くらいといわれています。

付け下げは、着物の中でも比較的安いため、買取価格は１万円前後となることが多いです。
とはいっても、付けられた紋様や生地の価値によって、大きく値が異なるのが着物の特徴。

プレミアがつく有名作家物や人間国宝などは、当時購入した価格よりも高く売れる！なんてことがあり得ます。